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不妊症

不妊症について


不妊症とは

夫婦生活を普通に過ごしても1~2年程度過ごしても妊娠しない場合は不妊症と診断されます。

不妊症で治療をしているカップルは13万人を超えるとされていますが不妊症の検査をしても原因が不明とされる割合が多いです。
35才までの妊娠率は70%以上、35才以上になると50%以下となります。

月経の仕組み

産まれたての赤ちゃんは卵巣が入った200万個程の原始卵胞、卵胞がありますが思春期には20万個程度になり、それからは一月に1000個ずつ減少するといわれています。

月経が始まると脳の下垂体から卵巣刺激ホルモンが分泌され20個の原始卵胞が目覚め成長し始めます。
そして20個の内1個だけが主席卵胞に選ばれ、他の19個の卵胞から栄養が与えられ吸収されます。

卵胞刺激ホルモンが分泌され主席卵胞が十分成熟していくと、卵胞を成長させるエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンが顆粒膜細胞から分泌され脳の視床下部に届けられます。

エストロゲンが十分にでて主席卵胞が育ったら下垂体は卵胞刺激ホルモンの分泌を抑え、黄体化ホルモンを分泌し始める。
この黄体化ホルモンによって主席細胞の中にある卵子が膜を破って卵巣の外に飛び出します。

このことを排卵と呼んでいます。

排卵された卵子は24時間しか生きていられないので、妊娠を希望される方は排卵日を計算する必要があるでしょう。

排卵後
排卵したあとの卵胞は黄体というものに変化します。

黄体はプロゲステロンという黄体ホルモンを分泌し、それによて基礎体温が上がり高温期が続きます。

排卵後に受精が行われなかった場合は、黄体は小さくなり黄体ホルモンによって厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち排卵から二週間ほどで
月経が始まります。

受精
排卵された卵子は卵子の通り道である卵管の末端にある卵管采にキャッチされます。
キャッチされた卵子は卵管の入り口である卵管膨大部で待機します。

射精によって出た何億もの精子は膣から子宮に入り、卵管を通って一個の精子だけが卵子の下へとたどり着きます。
精子は卵子の殻を溶かすアクロシンやヒアルロニダーゼという酵素を出し、卵子の内側に侵入します。

一個の精子が進入した瞬間に受精膜というバリアが張られ、他の精子の侵入を防ぎ受精を完了します。
間違って一つ以上の精子が侵入した場合は受精が成立しません。

受精後
受精した卵子のことを胚と言います。
胚は細胞分裂を繰り返しながら卵管内を転がり、子宮にたどり着き子宮内膜へと着床します。

胚の細胞分裂は一日ごとに2分割され5日目には胚の表面に穴が開き、その穴が完全に広がると胚盤胞と呼ばれる状態になるでしょう。
その後、胚盤胞は透明帯という膜を抜けて子宮内膜へと着床します。

胚が着床するのは受精から6日前後かかり、着床した胚は絨毛とよばれる根のようなものを出し子宮内膜に結びつきます。


基礎体温

基礎体温の測定は朝起きすぐの安定した状態で測るのがいいでしょう。
基礎体温を測ることによって排卵日や月経の予想を立てることもできます。

女性の場合、基礎体温低温期と高温期の二通りに分かれます。
低温期は月経が始まってから排卵が起きるまでの期間のことで、更に月経期と卵胞期に分かれます。

卵胞刺激ホルモンが分泌されることによって体温が低温に保たれ、その環境下で卵胞刺激ホルモンが分泌されるので卵胞が十分に育ちます。
高温期は排卵後に黄体ホルモンが分泌されることによって体温が上昇します。

妊娠している場合は高温期が続きますが、妊娠しなかった場合は排卵から14日程度で月経が再び始まります。
体が健康的な状態のときは高温期と低温期がはっきり分かれますが、高温期が短かったり長かったりする場合は体のどこかに不調があると考えましょう。

高温期が長い場合
高温期が22日以上続いた場合は妊娠の可能性が高いです。
高温期が続いたにもかかわらず月経が始まってしまった場合は流産の可能性もありますので気をつけてください。

高温期が短い場合
高温期は通常10日程度は続きますのでそれ以下の場合は卵子が未熟、若しくは黄体機能不全の場合があります。

高温期と低温期がはっきり分かれていない場合
この場合は無排卵月経を疑う必要があります。
子宮や子宮内膜の状態によっては排卵が行われなくても不正出血する場合があります。

長く続く場合は検査することをお勧めします。

高温期、低温期がバラバラの場合
健康状態やストレス等で体の状態がよくないと月経が安定しないことが多々あります。

不妊の原因

卵の問題
卵巣機能不全

卵巣の中で眠っていた卵子がホルモンに異常があるため排卵できなかったり卵子が成熟しなかったりする場合を卵巣機能不全といいます。

ホルモンがの分泌が視床下部や脳下垂体、卵巣自体に異常がある場合におきるでしょう。
治療の方法は足りないホルモンを分泌させることになります。

ストレスでも視床下部や下垂体等の脳に影響しますので卵巣機能不全を引き起こします。

多嚢胞性卵巣症候群
多嚢胞性卵巣症候群とは卵巣が硬い為に卵胞がある程度の大きさで止まってしまう病気。

一般的に男性ホルモンの分泌が多い人に多く見られます。
以下の三つで見つけられます

1.月経異常がある
2.卵巣に小さな卵胞が沢山ある
3.血液中の断層ホルモン値が高い

この場合はクロミフェンという卵巣を刺激するホルモン剤を使用します。

高プロラクチン血症
脳下垂体から分泌させるプロラクチンは妊娠した場合は母乳をだす働きがあります。
このホルモンが出ている間は妊娠を抑制する働きがありますが、妊娠していないのにこのホルモンが分泌させる場合があります。

脳下垂体に腫瘍等の異常がある場合、あるいはストレスの影響を強く受けている場合はプロラクチンが異常に分泌してしまいます。

黄体機能不全
一つの卵子が成熟して排卵すると、残った卵胞は黄体化してしてプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌を始めます。

このホルモンの分泌量が少ないと子宮内膜が着床しやすい状態になりません。

子宮と卵管の問題
卵管狭窄
通常、卵管は通常2mm程度の管ですがこれが狭窄してしまうと排卵した卵が精子までたどり着けなくなります。

先天的に卵管が細かったりする場合もありますが、後天的に細くなたったりしますし炎症等で傷ついている場合もあります。

子宮筋腫や子宮内膜ポリープ
子宮筋腫は女性の約3割の人がなるとされている子宮筋腫は子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。

子宮内膜ポリープは子宮内膜がエストロゲンの影響を受けて過剰に増殖するためにできる良性の腫瘍です。
どちらも出きる場所によって妊娠の妨げになります。

子宮内膜症
子宮内膜症は子宮内膜が本来出きる場所以外の箇所で出来てしまうことのことをいいます。

内膜ができてしまう場所は子宮の外側だったり、子宮の筋肉だったりします。
子宮内膜症の場所や大きさによって妊娠の妨げになります。

男性不妊

不妊の原因は女性と同様に男性側にも原因がある場合多々あります。
その場合は男性不妊専門の泌尿器科を受診しましょう。

検査は精子を採取し精子の量や精子濃度、運動量や精子の凝集の有無を調べます。
精液検査で様々なことがわかります。男性の薬物治療は劇的に効く場合は殆どありません。

乏精子症
健康な男性なら1ml中の精液に1500万個異常の精子が存在しています。
しかし、なんらかの原因によってこの基準値を下回ると乏精子症と判断されます。

精索静脈瘤があったりする場合は手術をする場合もあります。

精子無力症
精子の数は十分にあっても実際に活動している精子数が低下する場合があります。
この事を精子無力症といい、乏精子症と同じく健康状態で左右されます。

重症精子無力症
精液中の精子が殆ど動いていない状態のことを重症精子無力症といいます。
重症精子無力症でも顕微鏡で精子を見ると僅かながら動いている精子が見つかるはずです。

精索静脈瘤がある場合も多く大きい場合は手術をする方がいいです。
この手術後半数の人が精子の濃度や運動率が改善します。

精液中に精子が一個でも見つかれば顕微鏡受精にチャレンジできます。

射精障害
性行為をしても射精が出来なく状態のことをいいます。

勃起障害
射精障害と同じく性行為をしても勃起しない状態のことを言います。
不安やトラウマ、その時の心身の状態に左右されます。

精路通過障害
精子の通り道である精路に問題があって精子がうまく働かない事のことです。

無精子症
精液中に精子が全く見つからないことのことを言います。

病院では何をするのか

受診
受診時には基礎体温表が必要となっていますので記録をつけて持参してください。

その基礎体温表を見ながら、過去の病気や月経周期、血液や尿を採取します。
触診によって子宮の位置や膣の炎症や感染症の有無を調べ、超音波検査によって子宮筋腫や子宮内膜症があるかどうかも調べます。

血液検査ではホルモンの状態をチェックしいます。

初診
妊娠や出産の有無、過去の不妊治療の経験

超音波検査
膣からプローブを入れ、子宮の大きさや卵巣の状態ポリープの有無を調べます。

内診
膣から指を入れ子宮や卵巣の状態を確認します。

月経中の検査
月経中に超音波検査をすると、卵巣や卵胞の状態を確認することが出来ます。

ホルモン検査
月経中に採決するとホルモンがどのぐらい出ているのかを確認することが出来ます。


病院での不妊治療

タイミング法の指導
排卵日を把握して性行為をします。

自分の排卵日を把握するには基礎体温のチャックを欠かさないようにしましょう。
一般的に週に2~3回の性行為をしているカップルの場合は排卵日を意識しなくても一年間に90%以上のカップルが妊娠するといわれています。

人工受精の治療内容
精子を管を使って膣から子宮内に入れます。
管を入れるときは痛みは少ないですが、帰宅後に高熱が出たり強い腹痛が起きたりしたり危険が伴う場合もあります。

人工受精は主に男性が膣内で射精できない場合等に使われます。

体外受精
体外受精は膣から卵子を取り出し対外で育てます。

卵子と精子を合わせ、受精卵とし育て、2.3日後に子宮内に戻します。
卵管に障害がある場合や排卵障害がある場合等、子宮に異常がある場合に使用されます。

流産や子宮外妊娠の可能性が若干高くなるというリスクを伴います。

薬での治療

排卵誘発剤
排卵がなかったり排卵しずらい状態のことを排卵障害といい、排卵誘発剤で排卵しやすい状態にします。

この排卵誘発剤は一般的な月経不順の時にも使われます。
脳のホルモンを調整しより多くの卵を排出させるのです。
症状の改善がいられない場合は薬をきつくしていきます。

副作用
副作用は視界がぼやけたり、卵巣やお腹が張ってきたりします。
尿量の減少や強い頭痛が出た場合は特に気をつけましょう。

その他の薬
排卵誘発剤での治療がメインとなりますがその他、状態に合わせて様々な薬を使用します。

女性用の薬
子宮内膜症の薬、子宮内膜症の増殖をくい止める薬、流産を予防する薬

男性用の薬
精子をつくる機能回復をする薬、ED用の薬


他の病気の妊娠への影響

子宮や卵巣に問題がある場合
子宮筋腫や子宮内膜症。卵巣嚢腫等の子宮や卵巣の形が変わってしまうと妊娠へ影響する場合も多いです。

流産・不育症
流産の原因の殆どは受精卵の染色体異常の場合が殆だと考えられています。
他には骨盤や胎盤の異常、子宮の変形や過度のストレス等様々な原因が考えられます。

他の病気の影響
甲状腺の異常
甲状腺は体の代謝、免疫機能を担っています。
甲状腺ホルモンの分泌量が多くても少なくても月経不順に陥るので甲状腺の状態を良く保つほうがいいでしょう。

放射線治療をしている場合は胎児への影響が大きいので妊娠するのはお勧めできません。

糖尿病
糖尿病は血糖値が非常に高くなり、そのことが原因で胎児に影響が出る場合が多いです。
なので糖尿病の人の場合は医者と相談をしてください。

鬱病等
鬱病の場合も服用している薬の種類によっては胎児に影響が出る場合もあります。
なのでこちらの場合も医者と相談してください。

医療費
不妊治療にかかる費用は一周期で約2万円かかると言われます。
体外受精の場合は一周期につき数十万の費用がかかります。


不妊症に対しての当院での調整法

不妊に対しての調整は子宮や卵巣の状態を調整し良くしていきます。
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣脳腫がある場合は、まず最初にそれを調整します。

体の冷えも不妊に大きくかかわっていますので冷え性の方は冷えも良くしていきます。

また、骨盤の開き具合やずれていても子宮や卵巣に影響します。
内臓の状態が悪い場合、特に内臓下垂の場合は子宮や卵巣を圧迫するのでこちらも良くします。
他にはストレスやホルモンを出す脳の下垂体も妊娠に関係しているので脳も調整します。

生理痛がある方は生理痛の調整は必要です。
生理痛は自分で子宮や卵巣への負担が分かる一つの目安となるので不妊でお悩みの方は気にしていてください。

不妊の調整は足から調整したりへそ周辺のお腹を服の上から触るので服を脱ぐ必要はありません。
なので気軽に受けていただくことが可能です。
不妊でお困りの方は本格的な不妊調整を受けれる当院におこしください。

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