「痛みや不調」と「心や精神」の関係性

心身の解説と安定法

今回は痛みや不調と心や精神との関係性について書きます。

久しぶりの解説記事です

・痛みや不調(疲れ)のある場所はどうなっている?

体の状態に大きく影響を及ぼしている物質として「アドレナリンやドーパミン等の神経伝達物資」「インスリンやエストロゲン等のホルモン」があります。

アドレナリンは副腎、ドーパミンは腸、インスリンはすい臓、エストロゲンは卵巣で作られるわけですが「神経伝達物質は神経を伝って全身の筋肉や臓器に影響を及ぼし、ホルモンは血管を伝って全身の筋肉や臓器に影響を及ぼしています。」

痛みのある場所は、神経伝達物質やホルモンのバランスが悪いためにダメージを受けて損傷しておりますし、ない場所はバランスがよく問題のない状態です。

 

 

・精神状態と神経伝達物質やホルモンの関係

神経伝達物質もホルモンもその人の精神状態に影響を及ぼします。

及ぼすというより、「精神状態=神経伝達物質やホルモンバランス」といっても過言ではないように思います。

 

・痛み不調がある場所

痛みがある場所を意識するとイライラしたり、落ち着きが無くなったり、誰かのせいにしたくなることが多いです。

 

・痛みや不調が無い場所

逆に痛みの無い場所は神経伝達物質やホルモンバランスも良く、精神が安定していて穏やかな状態になっていると言えます。

 

 

 

・精神の安定=痛みの無い場所を意識する

痛みがない場所を意識して過ごしていくと神経伝達物質やホルモンバランスの良い、精神が安定した状態を保てます。

逆に痛みのある箇所を意図的に意識して過ごしていくと、精神が不安定になりやすいです。

 

・精神や肉体が安定しやすい具体的なやり方

例えば、「あなたが右の二の腕の筋肉が痛い」として

右の二の腕の「反対の力を入れると力こぶができる場所(上腕二頭筋)」を意識してみたり、擦ったり撫でたり軽く揉んだりするのをやっていくと、「脳が痛みの無い場所を感じ取る(覚える)」ため、痛みや不調が楽になっていく可能性が高まります。

痛みのある「右腕とは反対の、左腕の二の腕」を触ったり意識をしてみるのも効果が高いです。

お腹なら背中、背中ならお腹、足の外側なら内側など応用してやってみるといいですね。

 

 

 

・痛みがある状態で出た考えは横においておく

痛みや不調があったり酷い時は、脳(精神や意識)も荒れた状態になっているため考えも荒れていたり、心も不安定な状態になっています。

この様な状態の時に、「将来への不安とか他人への攻撃的な考えが浮かんだとしても、今の自分の状態が悪いので浮かんできたんだなー」と、横においておいたり流したりするのがいいと思います。

 

痛みが無い箇所を意識したり、軽く揉んだりしたりして「痛みがなくなると痛がある時に出てきた考えとはなんだったのだろうか」、となっている事がほとんどだからです。

「何にも無いのについイライラしがちな人は、痛みや不調の箇所を意識しやすい」と、思ってイライラしない体の場所を探す習慣をつけるといいですね

 

 

 

今回のまとめ

痛み以外の場所を意識する習慣をつけることで

痛みやイライラからの脱却!肉体と精神を安定させましょう!