痛みを作った状況を繰り返さない

こんばんは!

四日市の整体院「村田整体」の村田です。

週末から寒波がやってくるみたいですね。

四日市は雪は降らないみたいですが路面凍結にご注意下さい。

今日の内容は、痛みを再体験してはいけないといったことです。

 

・痛みがあるかどうかを確認すると

痛みがある状態の人は痛みが少ない時でもその動作をして痛みの度合いを確認する癖がある人が多いです。

整体や鍼灸で良くなった後で家に帰ってから痛みの出た動作を繰返したり、痛みのあった箇所を何度も押したりする人も多いでしょう。

しかし、その様な事を繰返すたびに体の状態は悪化していきます。

何故なら、痛みのある箇所は筋繊維が傷ついているので痛みのある動作を繰返すごとに傷が深くなっていきます。

そもそも痛みの出る動作というものは体の使い方が悪いのが原因であることが多く、その動作自体が体に負担が掛かっているので痛みが出ていなくても繰返すのは良くないでしょう。

 

・整体や鍼灸で痛みが良くなった!…けど

整体や鍼灸で痛みが無くなったりして大喜びで動作を何度も繰返す人がいます。

その場でしたら再調整すればいいのですが家に帰ってから何度もするのは良くありません。

何故なら整体や鍼灸で筋肉を緩めて自己回復力が一気に上がり痛みが引いたとしても筋線維の傷が塞がるまでには数週間掛かる為、その場で傷が塞がっている訳ではないからです。

痛みが出ない状態になったとしても数週間程度は控えれるのであれば痛みのある動作を控えましょう。

 

・痛みのある動作を繰返すと

痛みの動作を繰返すと筋繊維が破壊されるだけではありません。

そこにある神経に痛みが繰返されるたびに、その神経が痛みの経路であったり繋がっている脳の部分の回路が強化されていきます。

そうなると筋繊維の損傷が大した事が無く本来であれば少ししか痛みが出ない程度の状態でも激しい痛みと勘違いしてしまいます。

神経が過敏になっていってしまうと完全に筋繊維の損傷を修復しないと痛みが無くなる事は難しいので、良くなるまでに通常よりも回数が掛かる場合が多いでしょう。

痛みのある動作をしない、痛みがある場所を自分で触らないという事に気をつけていただけたらと思います!

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