整体の研修は何をするの?「私の研修編」

こんばんは!

四日市の整体院「村田整体」の村田です。

今回は前回に続いて整体の研修について「私の研修編」です!

 

・整体の研修で教わること

整体の研修で教わるのは技です。

座学もしますし心構えも教えたりする場合もありますが基本的に、ひたすら技です。

技を教わるというのは技のフォームであったり動作を確認したりしますが、これを繰返しても効果が凄く上がるわけではありません。

 

・技を教わるとは

整体でいう技とは柔道に例えると「大外狩り」とか「背負い投げ」とか「巴投げ」とかです。

そして、一般的には年数を重ねれば新しい技を教わるので「腕挫十字固」とか「三角絞」とか「袈裟固」とか増えていくわけですね。

年数が経てば経つほど凄い技を教わる訳ではないのがミソです。

何故なら多くの人に使えるような一般的な腰痛や肩こり用の便利な技を最初に教えるので年数が経てば経つほどニーズの少ない外販母指とかつき指とかの技になってきます。

勿論、新しい技を教わるだけでなく既存の技を深めていくこともしますが、教わったからといって技が上手くなったり深まっていったりする事は簡単ではありません。

何故なら、技を使う人自身の「体の使い方」「意識の使い方」によって技の効果が違ってくるからです。

 

・整体に関して様々な場所で学ぶと陥りやすいこと

この整体の業界は何年通っても進歩が感じれなくなると違うところで学ぶ人が非常に多い業界です。

しかしハッキリ言うと整体に関しては学びを変えるということは余り必要がないですし、学びを変えれば変えるほど利点よりも欠点が多くなっていく危険性もあります。

学びを変える必要がないというのは整体の場合は先生が現場で使っている内容を一通り教えてくれるので一つの所で学べはある程度全身をカバーでき、学んだことをしっかりと活かしていれば余り色々な所で学ぶ必要がないからですね。

そうなると現場で良く出来ないのは学んだ人の「体の使い方」「意識の使い方」等のベースの部分が足りていないのが原因なので、学びを変えて技を増やしていっても、現状よりもお客さんを良くすることが出来るかといったらそうでない場合も多いでしょう。

技が多くなるということは一見利点に捕らえがちですが欠点も多いです。

例えば

あなたが100個の腰痛の技を学んだとしましょう

腰痛のお客さんが来て、今から整体するとします

そうなると100個の技から何を選んでよいか、或いは選んでは駄目か判断するのが大変じゃないでしょうか?

そして一つ一つの技を全部深めていくといった事も大変だと思います。

浅く広くなってしまうのが色々な場所で学ぶことの欠点です。

 

・では、私が何故学びの場を変えたのか

おいおいおいー

村田先生よー

あんた学びの場所変えてくじゃねーかよ!

といったことになってくると思います…が、私は過去に習った技を殆ど使っていませんので例のような事にはなりません。

以前、学んでいた所で学んだことは非常に便利で色々な方を良くできたのですが、私の中では技を学び続けるのは違うなという思いがあったので3.5年お世話になった所を辞めました。

技を学び続ける事の限界を感じていたので、技を学び続けることよりも私自身を成長させたいという思いが強く出たのだと思います。

 

・学びを変えて何が変わったのか

新しく学んでいる所は教わっている内容は「体の使い方」「意識の使い方」が殆どです。

整体というものは基本手で触って体を良くしていくので、この「体の使い方」「意識の使い方」が上手くなればなるほど効果が上がります。

これはスポーツでも武道でも同じですね。

そして「体の使い方」「意識の使い方」がある程度正しく出来ていれば、何かしらの技をやらなくても触られた相手の体は緩み、状態が良くなります。

整体に関して何が変わったかといえば技を使わずに触るだけでも良くする事が出来るようになりましたし、今の方が以前よりもより良くする事が出来ていますね

 

・より良くするには基礎を深めるしかない

研修では新しいことを教わるというよりは基本を深めていくということが殆どです。

基本を学び、日常で学んだ事を深め、研修で復習し、日常で深め…の繰り返しですね。

今の所で学び始めてから1.5年程経ちましたが、私や他の教わっている人が成長するよりも教えている人一番成長しているといった非常に面白い場所です。

これからも「ただ触る」を深めるために基礎を深めていき、お客さんをより良く出来るように精進していきますので今後ともよろしくお願い致します。

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