
バーナー症候群
バーナー症候群とは?
肩から腕にかけての腕神経叢の損傷の事をバーナー症候群という。
バーナーとは燃えるといった意味で焼きつくような痛みが肩関節に発生します。
またはスティンガー(挟まれた)神経といった呼ばれ方もします。
ラグビーやアメフトや相撲等、首に強い衝撃が加わるスポーツをしている方が発祥をします。
原因は首から肩関節の神経叢の圧迫が一つの原因です。
これは別名の挟まれた神経と呼ばれていることから由来しています
もう一つの原因は首の頚椎損傷によるで、この場合はで腕に痛みや感覚消失が発生します。
首から肩にかけての神経が原因なので首を動かした際にシビレの具合や肩の痛みが増したりしたらバーナー症候群を疑いましょう。
症状
症状は肩に鋭い痛みや錯感覚、手のシビレ、肩の感覚が無くなってしまいますが肩の稼動域は制限されないが首の稼動域が制限されるのが特徴です。
この感覚の消失は鎖骨から指先までにわたり感覚消失だけでなく筋力の低下がみられる場合もあります。
この感覚消失は症状が出ている箇所に直接触らないと分からない場合が多いので肩に痛みが出た場合はその周辺を触ってみるとバーナー症候群かどうかを判別出来るでしょう。
バーナー症候群になってしまった場合はどうすればいいのか?
バーナー症候群の症状が無くなってから競技に復活をさせることが最重要である。
何故なら本人の自覚がなく筋力低下発生している場合が多々あり、その状態で競技に復帰すると本人の感覚と実際に動く身体に違いが出てしまいケガをする恐れがあるからです。
症状の重篤度にもよりますが軽い場合は数日程度、重たい場合だと数ヶ月から数年も治るまでにかかってしまいます。
バーナー症候群を完治させずに運動をしてしまい、何度も繰り返してしまった場合は生涯に渡って肩の痛みや感覚の消失が続いてしまうので注意しましょう。
首と肩周りの筋肉トレーニングやストレッチをして柔軟性をアップする事が予防や症状の緩和にいいでしょう。
どのような症状でどう進行していくのか?
バーナー症候群が発生してしまった直後は肩に鋭い痛み、感覚の消失が数分間程度続く。
その後しばらくは筋力低下は見られないが徐々に神経が圧迫されたことによる筋力の低下が発生する。
レベル1
変短期的な感覚消失や手のシビレ、一時的な感覚消失します。
レベル2
筋力の低下がはっきりと分かってくる。
運動をした際に1の症状が頻発する
レベル3
かなりの筋力低下、日常動作で症状がでる。
首の稼動域がかなり制限される。
病院ではどうするのか?
X線やMRI等の画像診断では神経の圧迫、頚椎や胸椎、鎖骨の損傷をみて診断しています。
軽度の場合は自然と治っていくので競技を中断させテーピング等の保存療法をします。 西洋医学では積極的な治療法は見つかっていないのが現状ということもあり重度になっても同じように保存療法をします。
当院はどの様に施術するのか?
当院では首を動かしてしていただいて肩の痛みに変化があるかをみて、首に影響があるのか肩に原因があるかを判断します。
それで首から肩にかけて原因があればバーナー症候群と判断し首周辺の調整をします。
首を調整を怖がる人がいますが当院の首の調整は首をゆらして調整をするのでとても安心です。
首ではなく肩に原因だあると肩を緩めたり、肩の骨や肩甲骨を調整したりします。 肩と首の調整をすればバーナー症候群の症状も良くなります。
バーナー症候群の方は是非当院へ。
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