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脱力

脱力について

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脱力とは?

脱力とは力を抜いて「だらり」とすることをいいます。
緊張の反対とも言えるのでリラックスすることといってもいいでしょう。

緊張と脱力は自律神経で制御されています。
この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の二種類があります。
ストレスが溜まり緊張すると交感神経が優位になり、リラックスし脱力(弛緩)すると副交感神経が優位になります。

自律神経は名の通り自律していますので自分の意思では制御することがとても難しいです。
しかし様々な方法を日常生活に取り入れ習慣化することによってコントロールが可能になってきます。

上手に脱力するには2つの脱力を意識する
実は脱力には肉体的な脱力と精神的な脱力があります。
肉体と精神はリンクしていますので一方が緊張していればもう一方に作用してしまいます。

逆に言うと肉体的に脱力がすすめば精神的にも脱力し、精神的に脱力がすすめば肉体的にも脱力がすすみます。
自分がどちらの脱力が出来ていないか、又はしにくいかを判断していくと良く脱力が出来るでしょう。

脱力の効果

脱力をしていると動作をする際に無駄な力を使わずにすむので脱力を出来ていればいるほど身体を上手に使えるともいえるでしょう。
現代のストレス社会では脱力することはスポーツ選手だけでなく生活のストレスを抜くことにも繋がるということで一般的にも注目されています。

これは心身ともに脱力しリラックスすると血流がよくなるからです。
血流がよくなると内臓の働きも良くなるので内臓不調があり自身で良くしたいと考えている場合はおすすめです。

極限までいくとここまで出来る!
オランダ人のヴィム・ホフ氏は独自の呼吸法により自身の自律神経まで調整することが出来るようになりました。
彼は自分の意思で体温の調整や心拍数を調整しキリマンジャロの雪山を裸で登りきったといった様々な記録を保持しています。


脱力方法

脱力をするに様々なやり方があり、何をやっていけばいいのか分からない人も多いと思うので生活に取り入れることが簡単な脱力方法から順次紹介をします。
これから紹介するどの方法も日常生活に取り入れ、数ヶ月単位でやらないと目を見張るような効果はでませんので少しずつ習慣化させることが重要です。

腹式呼吸

呼吸法としては一般的に有名な腹式呼吸も脱力には欠かせません。
ゆっくり大きくお腹を膨らませて息を吸い、吸った二倍程度の時間をかけてゆっくりと息を吐いていきます。
この時の意識は息を吸う時はお腹を意識し息を吐くときにお腹で吸った息を全身に広げていくようにします。

呼吸は吐くときに身体がゆるむので全身にゆるみを伝えるように意識をするとより効果的です。
普段から呼吸を意識して生活している人は少ないと思うので慣れるまでは大変だと思いますが徐々に長く、深く呼吸が出来るようになるとより脱力が出来るようになり心身ともにより使えるようになるでしょう。

ストレッチ

「緊張=縮む」ということもありストレッチをすると筋肉が伸び脱力がすすみます。
ストレッチには様々な種類がありますがここではいつでも簡単にすることができるストレッチを紹介します。

全身を伸ばす簡単ストレッチ
立った状態でも寝転がっている状態でもいいので手を頭上の真上に上げ手の指先から足の指先まで伸ばします。
このストレッチは全身を満遍なく伸ばせるので身体が硬くてストレッチの苦手な人でも苦痛無くできます。
時間は20~30秒を一回とし一日数回行うといいでしょう。

腕振り

立った状態で腕を前後に振ります。
この腕振りは気功では「スワイショウ」という一般的な動作で、これだけで肩の力が抜け血流がよくなります。
肩こりも良くなるので肩こりに悩んでいる人は日々続けていくといいでしょう。

肩はどのスポーツや武道でも重要視されますが中々脱力が出来ない部分でもあります。
肩の脱力が出来ていないうちに厳しい練習をしてしまうと思い通りに動けないだけでなく故障の原因にもなりもなりますので日々腕振りするとよいでしょう。

笑顔、笑い

笑顔を作ると笑うと副交感神経が優位に働き血流が良くなります。
笑顔が病気にいいとされているのはこのためです。

血流が良くなると内臓の働きが活発になるので内臓不調を抱えている方は是非とも笑顔で日常生活を過ごす事をおすすめします。



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