猫背・巻き肩について
猫背・巻き肩とは
猫背とは猫の背中のように背中が丸くなってしまうことのことをいい一般的に姿勢が悪く見えてしまいます。
猫背と勘違いされやすいですが巻き肩というのもあり、これは肩が内側に巻いてしまう事でこちらも猫背同様姿勢が悪く見えてしまいます。
何故猫背や巻き肩になるのか
生まれつき猫背や巻き肩という人は基本的にはいません。
なので猫背や巻き肩になってしまうのは生まれてからの生活習慣によることが殆どなのです。
猫背の原因
猫背の原因は姿勢の悪さによる背筋の低下、そして柔軟性の低下です。
そして、猫背を作ってしまう姿勢の悪さは立ち方というよりも座り方によっての影響が大いのです。
椅子に奥深くまで腰掛けてみた状態、浅い状態どちらとも背もたれを使った場合浅く腰をかけた状態だと猫背のような背中が丸くなった状態になるでしょう。
この背中の丸まった姿勢を続けていくことで猫背特有の背骨のカーブができるのです。
筋肉量と柔軟性
猫背は背筋の衰えもありますが筋肉の柔軟性が落ちているといったことが大きな原因の一つです。
姿勢というものは筋肉の硬さによって決まってきます。
猫背のような前傾の姿勢の方は背中全体が緊張している、あるいは伸びていないために背中が丸まっていくのです。
特に胸の後ろの背骨の部分、胸椎の部分が硬くなっているので、この緊張をとって柔軟性を上げることで猫背ではなくなっていくでしょう。
内臓不調も姿勢の悪さに関係している
姿勢の悪い人は内臓が悪くなりやすかったりしますし、反対に内臓が悪い人は姿勢が悪くなりやすかったりします。
お腹が痛くなったときの事を思い出してみてください。
殆どの人はお腹が痛くなった場合はお腹を抱え込むようにして姿勢を丸めると思います。
これは背中を丸め込む事によって負担がかかり過ぎて硬くなったり痛くなった内臓を緩めるためなのです。
なので内臓が悪い人は内臓が硬くなっているので自然と背中が丸くなっていきます。
特に胃や肝臓といった横隔膜周辺の内臓が悪い人は背中が丸くなりやすい傾向があるでしょう。
内臓不調や呼吸力の低下
私も小さい頃から猫背や巻き肩でしたが同時に内臓の状態も良く無かったです。
しかし姿勢を矯正していくと内臓の圧迫や呼吸器の圧迫が減っていくのが体感でき、内臓の状態が良くなっていくのが実感できました。
猫背に対して自分でできること
猫背に対して効果的なのはブリッジのポーズをすることです。
このポーズはしんどいので時間は短くして回数を重ねるといいでしょう。
出来るだけ呼吸を深くしてしてください。
巻き肩の原因
巻き肩の原因は手を前にする作業が増えていることが原因です。
本を読んだり字を書いたりスマホを弄ったりすると手は前方にいき肩は前にでていってしまいます。
その状態が続くと手を前する筋肉と後ろにする筋肉のバランスが崩れ肩が巻いていってしまうのです。
何処の筋肉が硬くなるのか
巻き肩の場合も猫背と同様で筋肉の緊張から肩が巻いてしまいます。
巻き肩の場合は肩関節の回りの筋肉や肩甲骨周辺の筋肉が硬くなることでおきます。
関節周りの筋肉が硬くなるので腕は動かしくく、スポーツをしている人が巻き肩の場合はパフォーアンス低下していることが多いでしょう。
巻き肩に対して自分でできること
手を背中側で組んで胸をそらすと巻き肩の原因となっている筋肉を伸ばすことができます。
一回10秒程度、深呼吸をして行ってください。
猫背・巻き肩に対しての当院の調整法
猫背や巻き肩は筋肉の柔軟性を上げることで良くなっていきます。
猫背は背筋周りの筋肉を緩めてあげるとかなり姿勢がよくなります。
巻き肩の場合は肩甲骨周辺特に背骨に近いところと、肩周辺の特に鎖骨に近ところを緩めることができれば良くなっていきます。
猫背・巻き肩どちらの調整も痛みはなくお子さんでも安心して受けることができます。
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